ジャンボフローリングの新仕様加工について

弊社は、加工の刃物を工夫することで、見映えがよくなることを研究しています。

次の場合にお薦めです。
含水率を15%以下で人工乾燥で処理していますが、乾燥がもっと考えられて、収縮が大きくなることが予想される場所
施工後の見映えを好む場合。ただし、歩留まりは少し悪くなります。

レギュラー仕様断面 新加工仕様断面
※ 新加工仕様の断面は床暖房用加工と同じ仕様です。
■ 新加工仕様断面サンプル

サンプルは、JASの規定に則り、含水率15%以下にしているのを、含水率0%に強制的にしたものです。
実際は、この半分くらいまで縮むのではないかとおもいますが、オスざねを斜めにすることにより、表面から見た目の動きは半分にみえます。この場合は3mm縮みました。半分で1.5mmです。見た目には、0.8mmの動きに見えます。
弊社は、良い現場を作るために、そんな対応も考えています。

※ 無垢材は生きていますので乾燥時には縮み、湿気がある場合には膨張します。フローリングの使用される場所の相対温度に、伸び縮みは影響を受けます。よって施工には注意することが必要です。


■ 新加工仕様
新加工仕様の場合と同じ隙間施工で、見映えが違ってきます。

※ メモには床暖形状とありますが、形状としては床暖房と同じですから、試験中に分かりやすくするために書いたものです。


■ レギュラー仕様