無垢材の床暖房について

弊社は数年前から無垢フローリングを床暖房用に製品化するために取り組んでまいりました。
2005年5月には3種の床暖房用フローリング材、12月には5種類の床暖房用フローリング材を自信を持って提供できることとなりました。「空気を汚さず環境に優しい」、「頭寒足温の健康に優しい」暖房製品として今後は皆様に使っていただける事と思います。

無垢材フローリングとは、天然の木材を原料としています。その無垢材を使用した床暖房は原則として(*)シックハウス対象外となります。

合板の場合の床暖房では、暖められると接着剤などに使用されているホルムアルデヒドなどが放散されやすくなりシックハウス症候群の原因になります。

弊社では、実験を繰り返し、床暖房対応無垢フローリングとして良いものが完成いたしました。安心してお使いいただけます。

無垢材の床暖房は、低温式の熱源を推薦していますので、温水式でもご使用できます。ただ、温水式は配管に水垢がたまりやすいし、配管の必要性から電気式ほど簡単にどこでも施工できません。
弊社も当初は温水式での開発でした。「床暖房開発の歩み」をご参照ください。

(*) 無垢材を縦方向に継いだフローリング材(ユニフローリング)はホルムアルデヒド規制対象外です。弊社の商品はこのユニフローリング材です。
(横方向に継いだフローリング材はホルムアルデヒド規制対象となります。)



無垢材は温度・湿度の影響で伸縮しますので、温度・湿度の影響を受けにくい加工をしております。

弊社の床暖房の3大特徴です。(これは日本フローリング工業会(外部リンク)の規格に対応しています。)

原材料の乾燥を7%以下に落とし、養生と乾燥を繰り返し、製品での収縮をできるだけ抑えました。 =>テスト中の画像
本実の加工形状を工夫して、木材の収縮が気にならないよう加工しました。 =>断面図
塗装を六面(上面、下面、両側面、両木口)におこない、水分の急な移動を抑えました。

遠赤外線ヒーティングシステムの電熱式の熱源を推奨しています。

■ 理由
施工が簡単であり、増改築などの際には電気が通っているところは、どこでも簡単に施工できます。